中学入試問題は、解答が出されない
多くの中学は、自分たちがつくった入試問題の解答を公表しません。
大学入試の共通試験のドタバタを見ればわかるように、解答を発表すると、多くの人からの追及を受けます。
人間の作業なので、解答ミス、別解の存在、題意の不明瞭さなどがつつかれます。対応が大変です。
また、得点修正、合否修正などしなければいけないので、さらに大変です。
リスクが大きく、原則、解答は出されません。
問題集で解答は違う
出回っている問題集の解答は、塾や出版社に依頼された先生が作っています。
そのため、問題集によって、解答が違うことが多々あります。
実際にやってみれば一発で答えが出るのですが、
理科の先生の多くは、「実験=面倒」と捉えていて、頭の中やる傾向があります。
この問題も、時々、出題されて、「つく!」「つかない!」で解答が二分されます。
みなさんは、どう考えますか?